2005年07月22日

師走(21)

 見渡す限りの荒野。
 乾いた木枯らしが近くにあった枯れ草の薮を揺らして、ざわざわと音を立てる。しかし、身を切るような冷たい風も、今の春菜の心を動じさせるまでには至らなかった。
 その正面では白衣の袖を襷で止めた緋袴の巫女が、真剣を脇に携え、春菜を見据えている。
「準備はいいわね、高槻さん」
 春菜は麗の言葉を肯定するように、手に錫杖を構える。
「まさかこのような形で、八神先輩と真剣勝負することになるとは、思いもよりませんでした」
「その杖で大丈夫? こちらの剣は、歯止めしていないのだけれど」
「ご心配なく。この錫杖も白河塗りで鍛えられたものならば、真剣に打ち負けることはないでしょう」
 では、と、麗が太刀の鞘を握る。
「かかって参りなさい。遠慮は無用よ。こんな場所なら咎める人もいないでしょうから」
「元より」
 春菜は両足を肩幅に開くと、錫杖を右手に持ち、左手左足を前に半歩踏み出し、拳を麗に向けて脇を締める。ただ一歩、右手右足を前に踏み出せば、その拳は麗の体へと容赦なく叩き込まれるだろう。
 彼女は恐怖することを知っているのだろうか、と、麗は本気で考える。一つ間違えば、死が待っているというのに。
 麗は刀を腰だめにしたまま、息を殺して春菜にじりじりと近付いていった。太刀の届く間合いに入れば、何時でも抜刀して瞬時に春菜を切り伏せる。あちらが一の動作で麗を屠るつもりならば、こちらも最速の居合で対応するのみだ。
 数分の時間をかけて間合いを詰め、遂には居合の太刀が届くぎりぎりの間合いまで近付いた刹那、春菜が動いた。
 金属音が辺りに響く。
 抜刀した麗の太刀と、打ち出した春菜の錫杖とが、ぶつかり、競り合っている。初動は互角だが、麗は瞬時に自らの不利を察知した。抜かれた後の居合の太刀は、驚くほどに無防備である。
 春菜の中の応力が、恐ろしい勢いで膨れ上がって行く。
「はっ!」
 少女の手の中で練り出された法力は、麗を容赦なく弾き飛ばした。その力は大の男だろうと、十数メートルは軽く吹っ飛ばすだろう。
 しかし、麗はそうはならなかった。彼女は数歩、後ろに引き下がるのみに止まった。追撃を逃れるため、麗は迅速に飛び退いて、太刀を構え直す。
「君にはその力もあったわね。それでは、こちらも」
 麗は口の中で祝詞を呟く。彼女の中で、急激に神格が高まって行く。

師走(22)

 播磨金物店の奥で、麗と春菜は正座したまま、軽く目を閉じて向き合っていた。彼女らはかれこれ一時間近くに渡り、その姿勢のまま不動を保っている。
 突如、二人は目を開けると、同時に深く息を吐いた。その間に座っていた瑠璃が、二人に声をかける。
「如何でしたか?」
 春菜が率直な感想を述べる。
「八神先輩の神降ろし、初めて見せていただきました。あれほど多彩な技を放つとは、思っても見ませんでした」
「奥の手だから、滅多に見せないけどね。消耗も激しいし。こういう訓練でもなければ、気安く出せるものでもないわ」
「実戦では気をつけなければなりませんね」
 彼女らの一連の行動は、瑠璃の巫力を仲介としたイメージトレーニングである。瑠璃は春菜たちの精神世界をその力によって結び付け、一種の仮想空間を作り上げた。彼女らが戦っていた荒野もまた、彼女ら自身の想像によって構築された精神世界の一部である。
 春菜たちが囲碁将棋のような感想戦に興じている脇で、智巳はやはり正座して目を閉じたまま、複雑な表情をして唸っていた。
「うーん」
「鷲塚君、やっぱり駄目?」
 智巳は瑠璃の声に我に返って、目を開ける。
「ああ、どうもやっぱり駄目みたいだね。上手いこと入れない。何が悪いのかよくわからないんだけど」
 輝充郎が横目で智巳を見る。
「昼寝するみたいなもんだ。頭ン中空っぽにしてしばらくじっとしてたら、するするっとトリップできるようになるぜ」
「原理は分かってるつもりなんですが、どうにもそれが上手く行かなくて」
 瑠璃が智巳に言う。
「鷲塚君、焦ってるの?」
 智巳は渋面を作り、こめかみを掻く。
「気持ちは分かるけれども、無理はしない方がいいと思う。鷲塚君一人が気負っても何かが変わる訳じゃないんだし」
「わかってる、つもりだけれどね」
「鷲塚君は、今日はもう休んだ方がいいと思う。明日になったら、上手く入れるようになるかもしれないし」
 智巳は頷いて、その場を立った。
「じゃあ、また明日」
 智巳が肩を落としてその場を後にする。その後ろでは塔子が、明らかに意気消沈して見える彼の背中を眺めて、苦汁の表情を浮かべている。

師走(23)

 吹雪が仏頂面で学校に戻ってきた智巳の姿を目にして、冷やかし半分に声をかけた。
「いよう坊ちゃん、もうサイコダイブはおしまいか?」
「上手く行かないんで、先に戻ってきた。そっちはどうなんだい。多賀野さんの手は意地でも借りたくない、か」
「ちげーよ。確かに多賀野は今でも大嫌いだが、人道外れなければ使える物は親でも使うのが俺のポリシーだ。ただ、奴に手を引いてもらう時点でブロックがかかるらしくて、どうにもダイブできねぇの」
 智巳は表情を変えないまま、歩きだす。
「結局、大差ないじゃない」
「で、お前はどうするのよ。前みたくもう、出稽古には付き合ってやれねぇぞ」
「筋力トレーニングだけで、何とかするよ。いくら何でもそこまでは、学校もけちをつけてこないだろうし」
 そこに、学生たちが何人か駆けてくる。
「探したぞ、鷲塚! 我々と一緒にサッカーをやろう」
「いーや、ぜひ陸上をやるべきだ」
「一緒に野球をやりませんか?」
 智巳が数人の学生に詰め寄られ、たじろいだ。
「は?」
「お前の身体能力の高さには、皆前々っから目をつけてたんだ。妖怪バスターやらねーんだったら、空いた時間を俺たちと有意義に使おう。な?」
「ちょっと、勘弁してくださいよ。て言うか、なぜ僕だけ!?」
 吹雪がぽつりと言う。
「俺、写真部だし」
「ああー、もう」
 智巳が踵を返して逃げ出した。その後ろを学生たちが先を争うように追いかけて行く。
 一人残された吹雪が、ぼそりと呟いた。
「まるで英国海軍のスカウトだな、ありゃあ」

師走(24)

 真琴は図書室で、引き続き考え込んでいた。
「やっぱりアナグラムなのかしら。この文字数だと、それくらいしか考えられないしなぁ」
 唯一引っ掛かっているのが、何故に烏丸の大老が名前を男女逆にしたのかということだ。鋼音の言う通り、「まこと」は男性にも、「ともみ」は女性にもある名前である。それを敢えて「ともみ」を男に、「まこと」を女に命名したのであるから、何らかの理由があるはずだ。
 単なる勘違いから、宗教的な要素まで仮定して、最もしっくりくる可能性が、一つ。烏丸の大老は、「鍵」が二人の名前のアナグラム、すなわち並べ換えであることを暗に示すために、敢えて名付ける子供らの性別をも入れ換えたのではないか。
 とにもかくにも、アナグラムのパターンを考えて見る。「ともみ」と「まこと」。その六文字を組み合わせてできる文字列は六の階乗数になるから、全部で六×五×四×三×二×一=七二〇通り。しかし「と」が二文字あるので、その重複を除くと半分の三六〇通りとなる。真琴はその一つ一つをノートに書き出してみる。
 二〇通りほど書き出して見たところで、人の気配を感じた。
「ここにいたか、鴉取」
「柚木先輩」
 塔子は真琴の所へと歩み寄る。
「君に相談したいことがある。少々私に時間をくれないか」

師走(25)

 塔子は智巳がオーバーワーク気味であること、イメージトレーニングが上手く行っていないことなどを真琴に語った。
「あれは恐らく、精神を病みかけている。態度には現れていないが、高原の一件も彼に悪影響を与えているのかもしれない。このまま放置しておくと、鬱などの症状が出始めるかもしれん」
 真琴は机に肘を突き、両手の指を組むと、自らの頭を両手に支えさせて、一言こう言った。
「しまったなぁー」
 思えば最近は、ずっと謎解きに夢中だった。何とか「大厄」に連なる情報を手に入れようと躍起になり過ぎてしまい、烏丸香奈に言われていたことを完全に忘れていた。
(修練の途上で挫折を感じてしまうのは誰にでもあるものです。特に周囲に競う相手が誰も居なかったり、相手が居たとしてもそれが比べ物にならなかったりすると、幾度も自分の意識の中で躓くことになります)
 塔子の話を聞く限りでは、今の智巳は相当に追い詰められている。追い詰めているのは、当然、智巳自身だ。
「そこで、君に頼みたいことがある。妹の君が、彼の話し相手になってやってはくれないだろうか」
「それは、今の兄が柚木先輩にもお手上げ、ということですか」
 塔子は、真琴から心持ち視線を外す。
「そうとも言える。彼が私にどういう感情を持っているか、君は知っているか?」
「まあ何となく、察しはつきます」
「恥ずかしい話だが正直なところ、今の彼にどう接して良いか、私の気持ちの整理が出来ていないんだ。それに私は彼に対して良くも悪くも『指導者』だ。私の言葉を、今の彼がきちんと聞き届けてくれるかどうか」
 真琴は神妙な顔をして言葉を並べる塔子を前に、軽く笑った。
「いいんですよ、振っちゃっても。それが先輩の重荷になるんだったら。本人もそうしてもらった方が、きっとすっきりするんじゃないでしょうか」
「そうかな」
 真琴はノートを閉じる。
「ともあれ、そういう相談でしたら、力になります」
「お願い出来るか」
 ええ、と、品よく頷く。
「彼との付き合いは、皆の中では一番長いですから」

師走(26)

 同じ頃、汝鳥を遠く離れた何処か。
 大顎は周囲の光景をぼんやりと見回した。
「こりゃあ一体、何なんでしょうかねぇ」
 彼の前に広がっているのは、どことなく違和感のある、それでいて牧歌的な光景。初冬なのに青々とした野原と、それを割って流れる小川のせせらぎ。そして川向こうに見える、四、五〇世帯ほどの集落。違和感の正体は、その家の一つ一つが、大顎がどんなに這いつくばっても狭っ苦しく思えるほどに小さいことだろうか。
 家の中に、人の気配はない。その集落の住民は、村の中央に集まり、何事か神妙な様子で話し合っている。その住民は、大半が身長が人の半分にも足りない小人たちである。
 そのさらに中央では、長老と思われる老人が、火を炊き杖を手に何事か呟いている。その長老と、焚き火を挟んで向き合って膝を突いている若者が、大顎をここまで連れてきた張本人である。
 途方もない年月を白い眉と口髭に蓄えたその長老は、杖を振り上げて、若者に言う。
「聞けよ、探索者ジョシュア・クロイスよ」
「はっ」
「東の空の、右から三番目の星が儂の問いに答えよった。お主が遥か東の島国で感じ取った気配は気のせいではない。それは間違いなく、『一つの指輪』に近づいている証に相違ないと」
 おお、と、小人たちがどよめいた。それを大顎も狐に摘まれた様子で眺めている。
(一つの、指輪、ですとぉ?)
 長老は更に続ける。
「魔神は彼の地に封じられども、その指輪は未だ魔神の指に収まっておる。ジョシュアよ、正しき者たちの力を借りて、何としても魔神から指輪を取り戻すのだ」
「一命に、代えましても」
「では、今すぐ発つが良い。最初に己が心の赴く方向へと走り、最初に出会った人間の助力を得よ。別れの言葉を言う猶予もならぬ。行け」
 ジョシュアは長老に頭を下げると、立ち上がって踵を返し、声をかける村人たちに手を振って、大顎の元へ一直線にやってきた。
「待たせたな、大顎君。長老の託宣が出るまで、意外にも時間がかかってしまった」
 大顎は、自らの背に乗ったジョシュアに尋ねる。
「ジョシュアさん、あなたの、て言うかあなた方の捜し物は『一つの指輪』ってんですかい」
「ああ。強大な魔力を持ち、魔神の指に収まることにより果てしない災厄をもたらすという、一つの指輪だ。実際それを手にした魔神はたちまちのうちに三つの国を滅ぼし、一つの国に戦乱を巻き起こしたという。魔神は遥か東で封じられたが、指輪は未だ魔神と共にある」
 大顎はジョシュアを乗せたまま軽く伸びをする。
「魔神ってな『大厄』のことですかね?」
「それは、わからない。まずは長老の託宣に従い出発するとしよう。また頼むよ、大顎君」
「へいへい」
 大顎は四本の足で地面を蹴りながら、考える。またぞろ随分なことにお鉢が回ってきてしまったものだ。何者かは知らんが、魔神である。どうにも昔たまたま目にしたお伽話の本に出てくるランプの精みたいのしか思い浮かばない。それは輝充郎よりも、強いのだろうか。
(そういや旦那方、しばらく会ってやせんが、元気でやっとりますかねぇ)
 妙に輝充郎や吹雪などの顔が、懐かしく思い起こされた。

師走(27)

 マンション「グリーン・ホーム」の、ウォレスの自宅。
 ウォレスはやつれ果てた表情で、何かに背を押されるような緩慢な動作で求人票をめくっていた。
「やはりマリアさンには肉体系がよろしいデスかねぇ。とは言え、飽きのこない非定形業務の多い仕事となると、職種も限られて来マスね。ううむ」
 ウォレスが右手でティーカップを探しながら求人票をめくり続けていると、電話の着信音が部屋の中に鳴り響いた。
 慌てて固定電話の前までたどり着くと、受話器を取る。
「モシモシ?」
 聞こえてきたのは女性の声。
『夜分恐れ入ります、烏丸です』
「おや、お久しぶり。その後如何デスか?」
 烏丸香奈の声が返って来る。
『様子を伺いたいのはこちらの方です。随分声がお疲れになっているように聞こえますが』
「はっはっは、それは思い違いデスよ。アタシは元気そのものですとも」
 後ろでトウカの「空元気は見てて痛々しいですわぁ」とか言う声が聞こえたような気がするが、とりあえず無視する。
「それで、本日はどういったご用件で?」
『ええ。こちらの組合の方に、東汝鳥の現状をお話ししたのですが、その際に一つ、こちらの方からご提案したいことができまして』
「何デス、そりゃ?」
 ウォレスの目は、受話器から聞こえる声に徐々に見開かれて行った。トウカは机にもたれかかり、その光景を眺めていたが、ふとこんなことを考えたものである。
(あら。しばらく振りにお兄ちゃんに、生気が戻りましたわ)

師走(28)

 智巳が両手に買い物袋を持って、下宿・夕凪に戻って来る。勧誘の追っ手が来ていないことを確認して、自室に戻り、扉を閉める。
 荷物を傍らに置くと、畳のど真ん中に大の字を作る。
 なぜだろうか、両手両足がずっしりと重い。今日は精々体育系の部活動勧誘から逃げ回っていたくらいだというのに。あんなもの、普段のトレーニングなどに比べたら全然大したことがない。
 これから買った物を夕凪の共同調理場に持って行って、塔子や大介が帰って来る前に夕食の準備をしなければならない。それなのに、沸き上がる疲労が鉄の鎧のように覆いかぶさって、彼を畳の上に押さえ付けようとする。智巳はその重みに対してほんの少しだけ抵抗を試みたが、数瞬でそんな抵抗の意志も萎縮していった。
 正直なところ、どうでもよくなってしまったのである。よいではないか。塔子もオーバーワークは良くないと言っていたし。大介など文句一つ言って、焼き蕎麦のパックを一つ開けて終わりだ。もういい。疲れ過ぎた。動きたくない。そもそも手足に力が入らない。
 智巳が完全な無気力の塊となり、まどろみに落ち始めたその時、呼び鈴が鳴り響いた。誰だろうか。気づかなかったことにしておこうか。
 次の瞬間、扉の外から聞こえてきた声によって、智巳の倦怠感は完全に粉砕された。
「智巳さん、いる?」
 途端に手足に活力が戻り、体を起こす。聞こえてきた声は、智巳の常識を完全に逸脱していた。あり得ない。ここに彼女が来るはずがない。
 慌てて扉を開けた先には、その居ないはずの人物が、ビニール袋を一つ前に提げて微笑んで居る。
「こんばんは」
「ま、真琴? なんで?」
 真琴は智巳の問いかけに首をかしげる。
「私がここに来るのは、そんなに驚くようなことかしら?」
「い、いや。父さんとの約束違反だしさ」
「生真面目ねぇ。前にも言ったじゃない、私は結構な不良だって」
 真琴はそう言うと、智巳の部屋の中を覗き込んだ。
「流石に、良く片付いてるわねぇ。あら」
 部屋の片隅に置かれた買い物袋を見る。
「なんだ、智巳さんも買い物してたんだ。私もちょっと準備してたんだけどな。随分色々と買ってあるみたいだけど、何日分かまとめて作るつもり?」
「いやあの、うちでは食事係を先輩たちと持ち回りでやってるから。買ってきたって、その、なんで?」
 真琴は手にした買い物袋を掲げる。
「決まってるじゃない。今日の夕食を作りにきたのよ」

師走(29)

 一時間後。夕凪の住人たちが円卓を囲んでいた。
 円卓の一角に正座していた智巳が、おもむろに立ち上がる。彼はそのまま扉に向かおうとしたが、そのズボンの裾を大介に掴まれた。
「どこ行きやがる、鷲塚」
「と、トイレです」
「見え透いた嘘つくな、イライラする。五分前にそう言って出てったばかりじゃねぇか」
 智巳が頭を掻く。
「そ、そうでしたっけ」
「いいからてめぇは黙って座ってろ」
 大介は智巳のフリースの裾を引きずり、強引に座らせた。彼は観念して座り直すも、水の凍てつく音が聞こえるのではと思えるほどに緊張しているのが見て取れる。
 塔子がその様子を眺める。
「情けないな。そこまで硬くなるようなことか?」
「すみません。で、でも、真琴に料理をつくってもらうなんて、初めてのことですから」
 瑠璃が驚いて目を見開いた。
「そうだったんだ? ちょっと意外」
「ぎゃ、逆はいっぱいあるんだけどね」
 扉が開く。香辛料の匂いが部屋の中に入り込んでくる。
「どうも、遅くなりました」
 制服の上に割烹着を纏い、髪をまとめて三角巾で覆った真琴が、カレーの入った鍋を持って部屋に入る。
「申し訳ありません、まとまった分量の物を作るとなると、こんなものしか思いつかなくて」
 塔子が応える。
「構わんさ。これだけの人数の料理を一度に作るのは初めてだろうしね」
「では、御粗末な物ですが、先輩方もどうぞ」
 真琴は皿の半分に御飯を几帳面なほど均等に盛り付け、カレーのルーをもう半分へ丁寧に流し込んだ。小皿に辣韮と福神漬けを割り振り、カレーの皿もろとも全員に配る。行き渡ったところで、塔子が智巳を見る。
「折角だ、兄の君が一番最初に食べ給え。初めてなんだろう?」
「え、でも」
 大介が、躊躇する智巳の頭をがっちり握る。
「いいからとっとと食え。儀式みたいなもんだ」
「はぁ」
 智巳はなぜか全員が注視する中でスプーンを手に取る。少々ぎこちない動作で、スプーンに御飯とルーを掬い、口に運ぶ。
 突然、智巳の目に涙が浮いた。
 塔子が呆れ顔でそれを見る。
「何も泣く程のことではあるまい」
「か、カレーが目に入っただけです。あ、味はまあまあかな、うん」
「では、我々もいただくとしようか」
 残った塔子たちもカレー皿にスプーンを突き刺して行った。
「悪くはない。最初にしては上出来だ」
「ありがとうございます」
「イライラする」
 不意に瑠璃が真琴に尋ねる。
「あの、真琴ちゃん。つかぬこと聞くけど、随分前からお料理はやってたの?」
「え、きちんと自炊するようになったのはここ半年くらいかしら? 一人暮らししてるから、このくらいは嫌でも」
 と、真琴はそこまで言ったところで、瑠璃が石像と化しているのにようやく気が付いた。
「あ、る、瑠璃ちゃんが気を落とすことないから。ほら、個人差ってどうしてもあると思うし。わ、私は、ま、毎日やらなくちゃいけないことだし」
「う、うん。べ、別に気にしてないから」
「そ、そーよね。ここのところの瑠璃ちゃん、かなり落ち着いてきたし。前みたいな失敗はないよ、きっと。今の瑠璃ちゃんのお料理、今度食べて見たいなぁ」
 瑠璃が顔を輝かせる。
「そう? それじゃあ、その時は腕によりをかけるからっ」
「楽しみだなぁ、うん。時々、私も夕凪に御飯作りに来ようかな。今日みたいに。ねぇ、智巳さん?」
 智巳が口にした水を吹いて、激しく咳き込んだ。
「い、いや、いいから」
「そんなこと言わないで、人の好意には甘えておきなさいよ。と、言うか、むしろやらせてください、お願いですから」
 智巳の前で真琴は朗らかに笑っている。
「正直ね、こんなに楽しいのは本当に久しぶりなんだから。今は智巳さんの気持ちが、わかるなぁ。私が病気で寝込むと、よくお粥とか卵酒とか、作って持ってきてくれたじゃない」
「今の僕は、別に病気じゃないよ」
「体の具合とかそういう問題じゃなくて、ね。床に臥せったまま何も出来ないで、ただ周囲に任せっぱなしいうのは、正直辛いのよ」
 智巳はスプーンを片手に持ったまま、動きを止める。
「だから私は今までもこれからも、私の出来ることで皆を助けて行こうと思ってる。当然智巳さんもね。だから」
 真琴の顔から、笑みが消える。
「あんまり自分一人で色々と抱え込もうとするのは止めてよ、これからは。七月さんの件にしても、別に智巳さんの剣だけが命綱って訳じゃ、ないんだから」
 沈黙。再び全員の注目が、凍りついた智巳に集まった。
「何もできないで、周囲に任せっぱなし、か。辛いよね、確かに」
 智巳は残ったカレーを口の中にほお張って、真琴を見る。
「残ってたら、お代わりもらえる?」

師走(30)

 播磨金物店。
 ウォレスが集まった妖怪バスターたちに告げる。
「昨日、烏丸さンから連絡がありマシタ。京汝鳥の退魔士組合から、皆さンを京都に招待したいとのことデス」
 おお、と、どよめきの声が上がる。
「あちらは我々が現在の東汝鳥で十分な鍛練を行うことが出来ないことを、大いに危惧されておりマス。こんな汝鳥に居ても何ら良いことなどありゃしマセん。冬休みに入るのを待って、とっとと逃げ出しちまいマショう。当然、合宿と察知されぬように偽装してネ。もっとも合宿じゃなくてこれは『招待』デスよって、学校からも文句をつけられる筋合いはありゃしマセンが」
 春菜が手を上げる。
「ですが、この時期に汝鳥を離れるのは、あまりにも危険ではないでしょうか」
「いいから行ってきやがれ」
 源蔵が現れる。右手にノミを、そして左手になぜか醤油の瓶を携えて。
「ここに居たっておめぇらどうしようもねぇだろうが。地蜘蛛だかギズモだかしらねぇが、俺が軽くおっぱらっといてやらぁ」
「でも、播磨さんだけではちょっと」
 そこで咲哉が立ち上がり、全員の前に進み出る。
「残るのはお爺さんだけではありませんよ。結界は私たちが守っておきますのでご安心を」
 瑠璃が口を開く。
「私も残った方がいいのでしょうか。私が汝鳥の外に出ると、大黒様までお連れすることになってしまいますけれども」
「それも大丈夫。代理を立てますから」
 小次郎が顔を上げる。
「それは僕のことでしょうか?」
「今更嫌とは言わないでしょうね、鬼の子。大厄の封印の一柱を担うと決めた時点で、如何なる重責をも負う覚悟は出来て居る筈ですが」
「そうなのでしょうが、なにぶん封印された時分の記憶があやふやでして」
 咲哉はそれには答えず、春菜を見る。
「それから、あなたの持つ錫杖を貸していただきたいのですが」
「分かりました。この錫杖も汝鳥神社の枝から切り出された、神格のある品ですものね」
 麗が春菜に尋ねる。
「置いていって、大丈夫? 今のあなたの、一番の武器だけれども」
「武器がなくても、精進は重ねられますから」
「ちょーっと待てい!」
 ネイが怒鳴り声を上げる。
「今更学校の合宿禁止令に従うつもりはありはせんが、妾は京都は反対だっ!」
 ウォレスが反応する。
「あー、冬の京都は豪雪地帯デスからね。おおかたそんなクソ寒いところで合宿なんかやっとれんと、そういうことデショ?」
「わかっとるではないか!」
 ウォレスの目が一瞬、光を放ったように見えた。
「なお、烏丸さンからの話によると、京都汝鳥市は京都盆地の南西に面しており、近くにゲレンデと温泉を備える隠れレジャースポットだそうデス」
「いよっしゃぁ、行くぞ京都ぉ!」

師走(31)

 那須子の意識は、人間には知覚できない、電磁波によって構築された空間の中を、深海に泳ぐ水母の如く漂っていた。その空間の中に、播磨金物店の様子が電磁波の変位という形で流れ込んでくる。
(ふふふ、全て筒抜けよ。どんな策を弄するかは知らないけど、那須子のファンたちに知らせて上げれば多勢に無勢なんだから。この妖怪のいない汝鳥に釘付けにされるがいいわ)
 ふと、播磨金物店の情報の片隅に奇妙なノイズが見えた気がした。
(ん?)
 意識をそちらに移してみると、一人の少女が金物店の外で、中の様子を伺おうとしているのが見える。
(誰だろう。あれも那須子のファンかしら? よし、まずはあそこから)
 那須子は少女の意識に自らを同調させる。

師走(32)

 突如として少女の目の前に現れたのは、身の丈程もある巨大な茄子だった。
「ほ、ほええ!?」
 茄子はたじろぐ少女の前で、何度かノイズに包まれた後、ようやく那須子の形を取る。
(あ、あれ? おかしい、な)
「あ、あ、あ、あなたは、何物ですじゃ!?」
 那須子は少女の言葉を無視して、自らの体を見回した。その間も断続的に、那須子の映像の周囲にノイズが走っている。
(どう、して? しゅつ、りょくが、さがって、る。ま、さか)
 那須子の姿が次第に膨れ上がり、ずん胴のような体型に変わり始める。その表情が、憤怒に染まる。
(ちく、しょう、あの、くも、おん、な! なす、この、か、らだに、なに、か、した)
 那須子の全身が紫色に変じたところで、その全身が再びノイズに包まれ、霧散した。腰を抜かした少女だけが、その場に残される。
 不意に大介が店の中から姿を現す。
「何の騒ぎだ? って、またてめぇか!」
「な、な、な、茄子が女の子で、女の子がわての前で茄子で」
 そこで少女の表情が凍りついた。見下ろす大介の額に、青筋が浮いている。
「『わて』って何だ。それはお前の一人称か」
「あ、あの、これはっ」
「てめぇ一体何者だぁ!?」
 少女は慌てて身軽な動作で飛びのくと、土煙を上げてその場から逃げ出した。大介がその背中を見送って、呟く。
「イライラするぜ」

師走(33)

 退屈な期末試験が終了し、汝鳥学園もまた普通の高校と同じく二週間の冬休みに突入した。
 ホームルームが終わると、智巳は手早く荷物をまとめ、部活動勧誘の追っ手を振り切ってどうにか学校を脱出した。夕凪に戻ると私服に着替え、あらかじめ用意してあったスポーツバックを担ぎ、戸締まりして外に出る。
 夕凪の外に出たところで案の定、何人かの学生が待ち構えていた。
「わっしづかくーん、何処行くのー」
「旅行です、旅行。既に計画済みのものなので、悪しからず」
「嘘こけ。期末テストの成績もろくなもんじゃなかったくせに、遊び惚けようたぁふてぇ野郎だ。即刻キャンセルしろ」
 学生たちが智巳を取っ捕まえようとした刹那、背後から声がかかった。
「智巳さん、お待たせ」
 背後を見た学生たちが、愕然とする。ダークグレーのジャンパーコートを身につけた真琴が、旅行カバンを片手にやって来る。智巳はそれを見るや、呆然としている学生たちをかき分けて真琴に歩み寄る。
「すみませんね、実に久々の家族旅行でして。では、行きますか」
 二人は肩を並べて歩きだす。背後に残した学生たちが声を潜めて何か話し合っているが、とりあえず無視することにする。
「放って置いて良いものかな? 変な噂が立ちそうな気がしてきた」
「別に気にしなければそれで済む話なんだし、相手にしなくていいんじゃない?」
 二人はこのまま東京に向かい、新幹線で京都まで向かうつもりだ。他の妖怪バスターたちも、ある者はローカル線を使い、またある者は日を改めるなどして、別々のルートを用いて京都入りを目指す。
「それでね、智巳さん。京都で合宿に入ったら、お願いしたいことがあるんだけれども」
「構わないけど、一体、何?」
「実はね」
 智巳は真琴の話を聞く。
「え?」

師走(34)

 大顎はジョシュアを背中に乗せ、虹色の光彩に包まれた森の中を一直線に走り続けていた。大顎は走りながらジョシュアに尋ねる。
「ねぇジョシュアさん、この道で本当に正しいんですかね?」
「ああ、間違いは無いはずだ。どうして?」
「いえね。あたしゃ獣道は久々に突っ走るんですが、それでもどうも行きの道と感じが違うような気がしましてねぇ」
 ああ、とジョシュアは笑う。
「我々の道は常に一定ではないからね。構わず進んでくれたまえ」
「そんなもんなんですか」
「そんなものさ。さあ、出口が見えてきたよ」
 周囲の木々が、次第に少なくなり始める。最後の潅木を乗り越え、向こうに見える森の出口を目指す。
 視界が開けた瞬間、周囲が眩しいばかりの光に満たされた。
 次に彼らの前に広がったのは、一面の雪景色。
「おんや?」
 大顎は雪に足を埋め歩きながら、ジョシュアともども周囲を見回した。そこはちょっと開けた田園だったが、人の気配は無く、降り続ける雪が更に寒々とした雰囲気を助長している。
「ねぇ、ジョシュアさん? ど~~贔屓目に見ても、汝鳥にゃ見えないんですがねぇ」
「おかしいな。途中で道を間違えたのか?」
 ジョシュアが尖った耳を、ぴくりと動かした。
「大顎君、人の気配だ。それとなくここが何処か探ってみてくれないか」
「かしこまりやした。ジョシュアさんは人形の振りしといて下さいよ」
 大顎は頭を下げて、そこいらの野良犬を演じつつ音源に近づいていった。木々の合間から、数人の人間が顔を出す。
「あらあらまあまあ、何ということでしょう」
 その声は、大顎にもジョシュアにも聞き覚えのある、それでいてあまり聞きたくなかった声である。
 そこへ、もう一人の声が響く。
「ん? なんだ、ワン公に小人さんじゃん。お前らも京都にきてたのか?」
 ジョシュアが顔を上げる。
「き、京都だって!?」
 次の瞬間、ジョシュアの体はトウカに抱き上げられていた。
「生きていらしたのねぇ。こうしてこんな所で再開できたのも何かの運命ですわぁ」
 大顎は、そんな運命いらねぇ、と、内心考えつつトウカとマリアを少々(毛深いなりに)血の気の引いた顔で見上げる。
 ジョシュアがトウカに振り回されながら、マリアに尋ねる。
「京都、と言ったが。ここは一体何処なんだ?」
「何処って。汝鳥だよ。京都府汝鳥市。この近くが合宿所になってんだ。オイラたちは一足お先に着いたんで、周りを探検してたんだけど」
「京都、汝鳥?」
 ジョシュアは目が回りそうになりながらも、考える。
 よりによって道を間違えて出たのが、目指す汝鳥と同じ地名とは。これも長老の託宣の、導きによるものなのだろうか。しかし、長老はこうも言っていた。「最初に出会った人間に、助力を請え」と。
(いくら何でもこーゆー運命は受け入れたくないっすよ、長老)
 ジョシュアの視界がフェイドアウトする。

師走(35)

 ネイが大型トランクケース二つを両脇に控えさせて、がなり立てている。
「おい、早くしろ! もたもたしてたら新幹線が出てしまうだろうが!」
 ウォレスは播磨金物店の扉を前にして、ネイを見る。
「まあまあ。あと1時間くらいもたもたしてても、十分に間に合う出発時間じゃないデスか。ついでデスから、出る前にちょいとお茶でもどうデス?」
「はっ、貴様とだと!? スターバックスコーヒーのケーキを端から端までで手を打ってくれるわ!」
「もうちょい慎ましい要求にしてくれマス? そんなん京都に着くまでに路銀が尽きマスって。ごめん下サイ」
 ウォレスが店内に入る。源蔵はちょうど休憩していたらしく、禿頭に鉢巻を巻いたまま、湯呑みに手をつけていた。小次郎も小さくかしこまって茶を飲んでいる。
「おう、先生けぇ」
「本日京都に発ちマスので、ご挨拶に伺いマシた。サクヤ様はどちらデス?」
 小次郎が顔を上げる。
「用事があるとかで、今は出掛けています」
「そうデスか、残念。色々ご迷惑をおかけしマスが、アタシらがいない間のことはよろしくお願いしマス。サクヤ様にも後でよろしく言っておいてくだサイ。
 それから、もし何かありましたらすぐに京都まで連絡を。すぐにでも合宿を打ち切って駆けつけマスので」
 源蔵が湯呑みをちゃぶ台に置く。
「は。お前らみたいな青二才の手ぇ借りるまでもねぇや」
「ははは、手厳しい。期待していマスよ」
 ウォレスが頭を下げる。不意に、小次郎がその様子を見て立ち上がる。
「あの。それは何ですか?」
「それ?」
 小次郎が指さしていたのは、ウォレスのジャケットのポケットから顔を出していた一枚の紙だった。
「ああ、大したもんじゃありマセン。ちょっとした解きかけの暗号デスよ」
 ウォレスがポケットから取り出した紙には、平仮名がびっしりと書き込まれていた。六文字を一まとまりとしてそれが十列三十六行にわたり整列している。それは真琴が作ろうとしていたものと同じ、真琴と智巳の二人の名前のアナグラムだった。
「ちょっと、見せて下さい」
「いいデスけど、何か心当たりでも?」
 小次郎は紙を手に取ると、何時になく熱心そうにその紙を隅から隅まで見渡した。そして紙の一点に目を止めると、その六文字を指さす。
「ともまみこと」
「何デスと?」
 小次郎がウォレスを見る。
「今、思い出しました。供馬尊。それが『大厄』の真の名です」

師走(36)

 汝鳥学園の西の外れの森。そこを咲哉が周囲に目を配りながら歩いている。
「どうやら七月宮様は、この辺りに閉じ込められているみたいですね」
 咲哉は手頃な広場に目をつけると、髪に差した桜の枝を手に取り、地面に突き立てた。
「さあ、この場所にあやかしたちが作った禍々しい結界、取り払って下さいな」
 すると、突き立てた桜の枝が、蛇のように伸び始め、地面に根を張った。それに従い、地面に亀裂が入り、大きくなっていく。
 やがて地面は轟音を立てて真っ二つとなり、その向こうに真紅に染まった空間が姿を現す。咲哉はそうやってできた穴を覗き込み、声を投げかける。
「七月宮様、いらっしゃいますかぁ?」
 すると、真紅の世界の中で影が動く。
「まったく、遅いじゃない。待ちくたびれたわよ」
 穴の中から七月恋花と、南光坊が這い出してくる。二人が地上に出ると同じくして、地面にできた亀裂は閉じて、たちどころに元の下草の茂みへと戻る。一方咲哉は、現れた二人の様子を観察する。
「結界に閉じ込められてた影響は、あまり無いみたいですね。お一方を除いて」
 恋花の肌は妙に艶々しく、一方の南光坊は妙に疲れた風情である。
「影響なんてあるわけないじゃない。蜘蛛どもの結界破るのに余計な体力使いたくないし。お陰でえらく退屈だったわ」
「身共には心休まる暇などなかったぞ」
 咲哉はそんな二人を見て笑う。
「相変わらずですねぇ、七月宮様も」
「褒め言葉と受け取って置くわ」
「まあさておき、せっかく結界からお助けしたのですから、何か私にもお礼をしてもらわないと。封印の守り、お手伝いくださいますね?」

(つづく)

師走(あとがき)

(あとがき)

 結局投稿締め切りから二ヶ月経っちまいましたわ。まあ、前回よりは早くなったでしょう。前回よりは。一応同人PBMの方はそろそろ終わりそうなんですが、まだ断続的に作業とかが入っております。その関係でじわじわと工期が延びちまっているという有様。まあ、9月までには開放されているんじゃないか、と、思います。
 さて次回の話。
 基本的に柱の皆さんはお留守番です。ただし理由をこじつければ京都に行けないことはありません。それ以外の方が合宿に参加するかどうかは、自由意志で決定してください。
 那須子さん。今回と同じ手で妖怪バスターの前に姿を現すことは可能です。多分。

次回のアンケートお題
「冬合宿! スキーだ! 温泉だ! 修行はどうした!」

 ようやっと残り3回となりました。頑張ってまいりましょう。

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